日常的に受けた精神的苦痛は

与えた本人が思う何倍も

深く傷として残る。


気付かなくなるくらい

元に戻ってたように見えても

心に深く刻まれている。


あの時に言われた言葉をよく覚えている。

” 幸せを知らない人間こそが本当の幸せを手に入れている ”

その人が言うには、こう言うことらしい。


例えば、

美味しいご飯を食べれないことが不幸であるとすれば

美味しいご飯を知らない方が今食べているもので満足ができる。

日頃、外食や家で美味しいご飯を食べているから

質素なご飯を食べると不幸に感じる。

質素なご飯しか知らなければ

質素なご飯を食べているだけで幸せなのだ。

不幸を知るから幸せがあるのだと。


高らかにニヤつきながら持論を語るその人を

気持ち悪いと思った。


そういって人に不幸を押し付けることを

正当化しようとしていないか？


不幸の数、幸せがあるのであれば

溢れた涙は幸せの証？


今1度問いたい。

幸せというものはどんな形をしている？

幸せの対義語は不幸なのか？

同音意義なのか。


答えは君の手の中に。

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